「エルサルバドル」に派遣されていました、原 美子さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」5/27放送

こんにちは、DJイタルです!

まぁ暑くなったり肌寒くなったりと忙しい天気が続きますね。
体調管理には十分にご注意下さいね。

さぁ今週は、
127人目のゲストさんです!
シニア海外ボランティア 平成26年度4次隊で「エルサルバドル」に派遣されていました、原 美子 (ハラ ヨシコ)さんです。
職種は「障害児・者支援」です。
会津生まれ福島育ちだそうです。
現在は放課後等デイサービス むすび で児童指導員をされています。

平成26年4次隊ってことは、そう帰国したばっかりっす!
今年の3月23日に日本に帰ってきて、まだ2ヵ月ですよ。
少しはユックリして徐々に日本に慣れていくのかと思ったら、
あっと言う間にバタバタと日本の日常生活に引き戻されたそうです。
あのエクアドルの生活は何だったんだろう?
夢のような感覚なんでしょうかね。
まぁそれだけJICAボランティアが特別な2年間だったってコトですよね。

原さんは元々は学校の先生です!
中学校で体育を教えること18年。
特別支援学校での経験はそのあと20年。
猪苗代養護学校では校長まで勤め上げた先生なんです!
JICAボランティアに参加する上でも、申し分ないキャリアでございます。

学校の先生と言うと、現職参加制度があるんですが。
そうです、学校に籍を置きながら2年間ボランティアに参加できる制度なんですが、そんなことは微塵も考えたことは無かったそうです。
まさか海外とか国際協力なんて、少しも思いつかなかったと言います。
自分の人生で海外でボランティアをするなんて想像もしていなかったのです。

3人の娘を育てながら、シゴトに家事に精一杯の日々。
目の前のコトを無我夢中でやってきた連続が教員人生だったのです。

JICAボランティアの存在は、知らなかったわけでもないんです。
青年海外協力隊の経験者が職場にいたり、新しく入ってきた先生がいつかは協力隊に参加したいと言っていたり、そして、この番組にもご出演いただきました昭和隊次の協力隊の重鎮 荒先生(バックナンバー2012年11月参照)もご存知だと言うんですから、じつに身近にJICAボランティアを語る人たちがいたわけなんですね。

定年が間近になると、今までやってきた障害者スポーツ関係やボランティアで携わっていた作業所からもお誘いがあったりと、定年後の人生・進路を考えるようになったそうです。

いろんな選択肢の中で、なぜJICAボランティアだったんでしょうか。
それは‘今’を感じたからなのです。

皮肉にも2011年の東日本大震災がそう思わせたそうです。
人生いつどうなるか分からない。
そのうちはない、先延ばしはないと思ったのです。

今、自分ができるコトは何か?
今しかできないコト。
私ができるコト。

震災の時に、世界中から日本に届けられたたくさんの支援と応援。
先進国だけではなく、開発途上国からも多くの支援が送られました。
その恩返しがしたい。
カラダは丈夫だし、自分の経験がもし活かされるならと思いついたのが、シニア海外ボランティアだったのです。
ポッと思いついたと言います。笑

両親が健在で、娘達も独立して、自分の立場や家族の環境など、いろんなタイミングが合ったそうです。
まさにタイミングも‘今’だったんですね。

なんと原さん、‘今’と思ってからJICAボランティアを3回受験しているんですね。
先にも言いましたが、経験値、キャリアは問題ありません。
しいて不安と言えば、語学力だったのでしょうか。

JICAボランティアを決意してからいろいろと調べてみると、なにならTOIECというものが必要らしいと気付きます。

「はて?TOIECって何?」

JICAボランティアの受験の前に、まずはTOIECという新たな壁が立ちはだかったのです。これをクリアしないと何も始まらないと腹を決めます。

シニア海外ボランティアに必要なモノは、健康、実務経験、語学力。
カラダも丈夫で、キャリアも問題ない、あとはTOIECをクリアすることだった。

もちろん語学力を計るテストではあるんですが、問題の解き方やペース配分などちょっとしたコツが必要だったりするんですよね。
それから攻略本を読み、傾向と対策を練ったそうです。

そして、なんとかTOIECの点数を重ね、いよいよJICAボランティアに合格するのです。
合格通知に書かれていた国「エルサルバドル」
さんざん苦労した英語の国ではなく、スペイン語圏の国だったのです。
おーいっ、ってツッコミたくもなりますが。笑
まぁここまで言うと、語学力がなきゃボランティアに参加できないの?って思ってしまいますよね。
ご安心下さい!JICAボランティアには派遣前訓練があります!
この訓練で、任地で必要な語学や海外事情を学びます。

原さん、訓練はめっちゃ楽しかったって。
シニアボランティアは35日間の訓練なんですが、出来るコトなら協力隊と同じように70日間やりたかったって。笑
まぁなんて貪欲で前向きなんでしょう!

原さんのエルサルバドルでの活動はまた来週です。



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松訓練所では2017年度1次隊が訓練を行っています。

4月6日から始まった訓練も残すところあと20日ほどになりました。
6月14日の修了式では、すべての候補生が修了証書を手にしてくれると信じています。
最終試験を控えた候補生から多少の焦りは感じますが、それぞれの派遣国で待っている人が沢山いますので、ぜひ乗り越えてほしいですね。

さて、6月17日(土)、18日(日)にJICA二本松訓練所で「ふくしま人材育成指導者セミナー2017」を開催いたします!
昨年好評だったアクティブラーニングに、今年は異文化間コミュニケーションを組み合わせて、次世代のグローバル人材育成のためのセミナーを開催します。
国際理解教育に関心のある方、様々な異文化間コミュニケーションを体験的に学びたい方、人材育成に関心のある方の参加をお待ちしております。
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

またJICA二本松訓練所では、JICA事業に関するすべての疑問にお答えする「なんでも相談窓口」を設置しています。
こちらもJICA二本松のホームページからどうぞ!
ぜひご活用下さい!

訓練の様子はJICA二本松のフェイスブックで紹介しています!
候補生の生き生きした表情をぜひご覧下さい!!

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2017年5月27日(gy) 08:30

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