「ガーナ」に派遣されていました 中山 直樹さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」4/22放送

こんにちは、DJイタルです!

なんか今年の桜は急いでないかい?
咲き急いで、散り急いでる感じ・・・
急に来て急に帰る。みたいなね。
あら、もう帰んの?
もうちょっとユックリしていけばいいのに。
せっかく来たんだから、ほら、足崩して。
もう今日は泊まっていきなさい!
って、実家の母親みたいなこと言いたくなります。笑

サクラさん、ユックリしていきなさいね。

さぁて、
今週のゲストさんは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成26年度2次隊 「ガーナ」に派遣されていました
中山 直樹 (ナカヤマ ナオキ)さんです。
職種は「青少年活動」です。
埼玉県のご出身です。

先週聞いていただいた方、もうお分かりですね?
そう中山さん、意外と軽いっしょ??
いやね、悪い意味じゃ無くて、この軽さが国際協力には大事なんです。
パチンコと麻雀三昧の大学時代を過ごし、流行のIT系に就職するも、流行りのブラックな勤務条件で、残業万歳、休日上等の社会人生活を3年間過ごしたわけです。

協力隊に合格した時、合格した喜びよりも会社を辞められる嬉しさの方が勝っていたそうです。正直でしょ?
こんなもんですよJICAボランティア。笑
でもね、それが出来るのもJICAボランティアなんですよ!
人生を変えるこれ以上の大義名分はなかなか無いっすよ。笑


さ、中山さんが派遣された国が「ガーナ」です。
日本ではガーナチョコレート、福島では野口英世のイメージでしょうか。
西アフリカの太平洋に面した国。日本からはドバイを経由して24時間以上。
ほぼ赤道直下に近い国で、主に熱帯気候の暑い国です。
食べ物はほぼ何でも辛いそうです。中山さんは特にお腹が弱いらしく、だいぶ洗礼を受けていたそうです。2年間、お腹を壊し続けていたそうです。笑
そういえば去年のJICA二本松の教師海外研修はガーナでしたよね?
参加された先生も言ってましたし、中山さんもまさに生活をして感じたのは、ガーナの人達はとても親切だったそうです。
損得ではなく、困っている人に手を差し伸べることは当たり前なのです。
中山さんも何度もガーナ人に助けられたそうです。
ただ残念なのは、野口英世大先生がほとんど知られてないこと・・・
これからガーナに行く人はぜひ千円札持って行きましょ!
見せびらかそうぜ!


中山さんの職種は「青少年活動」
この番組では何度も紹介しておりますが、まぁ幅広い職種なんです。
音楽を教えたり、体育を教えたり、障害者支援をする隊員もいますし。
中山さんは公立の中学校でパソコンを教える授業をしていたのです。
中山さん、先生っす!
大学時代にパチンコと麻雀にハマり教職を諦めたはずの中山さんが、まさかガーナで先生と呼ばれていたとは!
多くのJICAボランティアを目指す人達に勇気を与えることでしょう。笑

ガーナの北部ノーザン州タマレ市にある公立中学校にパソコンの先生として派遣されます。
一つの学校だけでは無く、管轄は62校もあったそうです。
せっかくなので全ての中学校を回ることにしたそうです。
ただ、住所が分からない。
いや、住所が無いと言ったほうが正しいのかな。
名前だけのリストを片手に全ての中学校を回って、パソコンの有無や現状を調べようと思ったのです。
学校の名前だけを頼りに、地元の人に聞いて回る。という地道な活動です。
ひとりリアルドラクエ状態。笑

どこの学校に何台パソコンがあるのか?どんなパソコンがあるのか?
そこで目指したのが、それらをデータ化すること。
実はコレが大事な活動で、現状を把握しないと始まらない。
協力隊の活動は、今を知ることから始まるのです。

そこから見えてきたモノは、
すべての中学校にパソコンがあるわけではない。
教科書は一応あるけど、生徒全員が持っているわけではない。
海外からの機材の寄付もあるが、学校によって数も質も差がある。

ま、無いことを嘆いても何も始まらないっすから。
教育現場での実務経験が無かった中山さんですが、逆に無いことが自分の武器になったと言います。

経験が無いからこそ、自分のペースで出来た。
ベースが無いからこそ、自分のスタイルが作り出せる。
固定概念や偏見が無いからこそ、現地に合ったものを一緒に作り出せる。
経験もモノも時間も無いからこそ、生み出せるモノがあるんですね。

そして、子供達への授業だけではないんです。
学校の先生達を集めてのPCの使い方の研修も行ったそうです。
そんな中山さんの思いがしっかりと伝わっていたんでしょうね。
研修に参加してくれた現地の先生の一人が、もっとPCについて学びたいと、なんとパソコンを学ぶために日本に来たそうです。
協力隊の活動はいろんなカタチで広がっているのです。

中山さんは帰国後、JICA二本松のスタッフとして新たなJICAボランティアを世界へ送り出しています。
自分の経験を多くの協力隊候補生に伝えているのです。

中山さんの思いはガーナの子供たちへ、ガーナの先生たちへ、
そして今、JICAボランティアを目指す候補生へ受け継がれているのですね。




☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在JICA二本松訓練所では、2017年度1次隊193名が派遣前訓練を実施しています。
訓練も今日で17日目、候補者同士の仲も少しずつ深まっているように感じます!

さて、今日は午後から講座「救急法」が実施されます。
日本に比べ、医療の乏しい国では、応急処置が命綱となります!
この講座では、身の回りにあるものを使って簡単にできる処置や怪我をした人への対応など、幅広い知識を習得します!

訓練の様子はJICA二本松のフェイスブックで紹介しています!
候補生の生き生きした表情をぜひご覧下さい!!

 そして今月30日は1日体験入隊〜合格編〜を実施いたします!
この春、JICAボランティアに合格したい方はぜひご参加ください!
締め切りは来週25日(火)までとなっております!
JICA二本松のホームページからお申し込み下さいね!

またJICA二本松訓練所では、JICA事業に関するすべての疑問にお答えする「なんでも相談窓口」を設置しています。
こちらもJICA二本松のホームページからどうぞ!
ぜひご活用下さい!

JICA二本松 facebookはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
あなたの「いいね!」お待ちしております。

合わせて、この番組のFacebookもよろしくお願いします。
キミノチカラfacebookはこちら!→https://www.facebook.com/fmf0818
2017年4月22日(gy) 08:30

ID
Pass

Generated by MySketch GE 1.1.4

Remodelling origin is MySketch 2.7.4