「タンザニア」に派遣されていました 矢部 翔太郎さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」3/18放送

こんにちは、DJイタルです!

そうそう今月の4日に、去年の教師海外研修でガーナに行った先生方の報告会が郡山市のビッグパレットふくしまであったんです。
僕も報告会を見に行きましたが・・・イヤ、冷やかしに行ったと言うほうが正しいでしょう。笑
海外研修から半年が過ぎましたが、先生たちは帰ってきてからが本番なんです。
現地で学んできたことを教育現場でどう伝えるのか、授業での実践内容について発表が行われました。
さすが先生たち。それぞれの目線で世界を語っていましたね!
準備していた席が足りなくなるほど多くの方にご参加頂けたようです。
ご参加頂きました皆さん、ありがとうございました!

久しぶりに会えた方もいたので、同窓会気分で嬉しかったです。
JICAボランティアとか国際協力関係の方って、あまり年齢が関係ないんですね。
上下関係を気にしないと言いますか、あまり年齢差を感じないっすね。
まぁ僕が勝手に思ってるだけで、失礼なことを言ってる可能性はありますが・・・
でも、いろんな人に出会えるのもイベントのイイところ。嬉しいっすね!


さ、今週のゲストは、123人目です!
青年海外協力隊 平成26年度3次隊 「タンザニア」に派遣されていました
矢部 翔太郎 (ヤベ ショウタロウ)さんです。
職種は「体育」です。
会津若松市のご出身です。
2015年1月から2017年1月までタンザニアに派遣されていました。
なんと現在25歳!まだ25歳!平成生まれ!
ってことは、そう新卒派遣です!
上手くやれば、年齢的にあと5回くらいは協力隊に行けるのかな?笑

職種は「体育」で派遣されていますので、基本は体育の先生なんですよね。
協力隊のスゴイところは、実務経験が無くても要請内容によっては先生として派遣されるのです。もちろん大学などで教育を学んだりと最低限の条件はありますが、矢部さんのように学校卒業後すぐに参加することが可能なのです。

ってことで、矢部さんも教員になるべく大学で教育を学びます。
中学生の時に体育の先生に憧れ、教員になりたいと思ったそうです。
たくさんの人と関われるコトや成長を見れるコトも「体育の先生」の魅力だそうです。

正直に、正直に言うと、国際協力には興味は無かったそうです。
スミマセン・・・って。
誰もが小さい頃から海外に憧れているわけじゃないんです。
誰もが昔から国際協力に興味をもっているわけじゃないんです。

まぁ、だから青年海外協力隊はおもしろいんです!

ホントは矢部さんの友達が協力隊に行きたかったとか。
友達から話しを聞いて、まぁ、うん、へぇ〜、くらいの印象だったそうです。
でも、どこか面白そうで、なんか頭の片隅に協力隊が残っていたそうです。

で、矢部さんが惹かれたのは‘国際協力’のほうじゃ無くて、‘ボランティア’のほうです。

先週で丸6年を迎えた東日本大震災。
矢部さんはこの時初めてボランティアに参加したそうですが、その時に出会った全国から福島に駆けつけてくれたボランティアの熱量がヤバかった。その熱意、行動力に驚いたそうです。
バスの座席が無く通路に座ってでも福島に行くと駆けつけてくれたボランティアの方は、ボランティア作業でも率先して周りを引っぱっていたそうです。

自分もそうなりたいと思った。

自然と大学卒業後の進路にボランティアを考えるようになったそうです。
もっとボランティアを体感してみたいというキモチと、このまま教員になって自分はちゃんと教えるコトができるのだろうかと言う不安もあったのです。

もっといろんなコトを経験してから教員になっても遅くはない。

その時に思い出したのが、青年海外協力隊だったのです。
興味もなかった国際協力と自分のやりたいことが繋がった瞬間でもあったのです。

そして大学在学中に協力隊を受験します。
協力隊の募集は、春と秋の年2回ありますが、
矢部さんは、春も秋も受験しております。
なぜかって?
そりゃ1回目の春募集に落ちたからですよ!
ま、無事に2回目の秋募集で合格するんですが、若さだけではダメなんです。

新卒と言うコトで実務経験に不安もあったので、合格してから訓練までの間に、教員を育てるための教員塾に参加し、教育ボランティアとして指導方法を学んでいたそうです。

いろいろな準備をしながら訓練に望んでいきます。
タンザニア派遣はJICA二本松訓練所になります。
矢部さんは福島県の出身ですから、もちろんJICA二本松の存在は知ってい・・・ましたよねぇ?
「・・・ハイ。」

いやイヤいやイヤ、ぜぇーったい知らなかったでしょ!
みなさん!こんな方でも青年海外協力隊になれるんですよ。笑

海外に憧れなくても訓練所の場所を知らなくても全然いいんです。
協力隊にとって大事なコトはそんなコトじゃないんです。
座席が無くたって、必要としてくれる人がいるなら駆けつける!
‘あの時’のボランティアさんのように。その熱意じゃないですかね。

いよいよJICA二本松での訓練です。
訓練所に入所して2日目の語学試験の後に、語学担当に呼び出されたらしいです。
「矢部さん、もっと勉強しなさい!このままでは派遣できません!」

訓練所は甘くなかったのです。
やっぱ熱意だけでもダメなんですね。笑

矢部さんのタンザニアでの活動はまた来週です!




☆ JICA二本松インフォメーション ☆

今週15日、JICA二本松訓練所では2016年度4次隊の修了式が行われ、79名の訓練生が修了証書を手にしました。
晴れて青年海外協力隊員となった79名は、それぞれの派遣国で2年間、ボランティア活動に励みます。
2016年度4次隊の皆さん、頑張って下さいね!

そして、いよいよ今月31日から5月10日まで2017年度JICAボランティア春募集が始まります!
JICAボランティアは20歳から69歳まで幅広くご応募いただくことが可能です!
県内ではJICA二本松訓練所で4月2日(日)に募集イベント「1日体験入隊〜入門編」を行います。
「入門編」ですので、JICAボランティアや海外での仕事に興味がある方や、今すぐではないけど今後応募を考えている方を対象としておりますので、お気軽にお越し下さい。協力隊映画の鑑賞や、訓練所所長の熱血講座、お昼にはタイランチを食べながら隊員の体験談が聞ける企画など、盛りだくさんのプログラムです。
お申し込み締め切りは3月22日(水)までとなります。
詳しくはJICA二本松のホームページ「イベント情報」をご確認下さい!
学生の方、69歳までの方、大歓迎です!

また4月30日(日)に「合格編」を予定しております。1日体験入隊についてはfacebookやJICA二本松ホームページでお知らせしております。
ぜひチェックしてみて下さい!!

訓練の様子もJICA二本松ホームページやフェイスブックで紹介しています!合わせてこちらもチェック!!

またJICA二本松訓練所では、JICA事業に関するすべての疑問にお答えする「なんでも相談窓口」を設置しています。
ぜひご活用下さい!

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2017年3月18日(gy) 08:30

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