「ウガンダ」に派遣されていました、 松山 幹弘さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」9/17放送

こんにちは、DJイタルです!

さぁ、先週に引き続きまして112人目のゲストさんです。
青年海外協力隊 平成26年度1次隊で「ウガンダ」に派遣されていました、
松山 幹弘(マツヤマ ミキヒロ)さんです。
職種は「パソコンインストラクター」です。
福島県会津若松市のご出身です。
2014年7月から2016年7月までウガンダに派遣されていました。

そんな松山さん、今頃キリマンジャロかな〜。
番組は事前に収録していまして、放送日にはアフリカに行ってるそうです。
タンザニアとルワンダに行くとか。いいなぁ、羨ましい!!
で、タンザニアと言えばアフリカ最高峰キリマンジャロ(5895m)があります。
そう、なんとキリマンジャロに登るそうです。今頃登っているところでしょうか。

そんなアフリカ最高峰・キリマンジャロ豆知識。
キリマンジャロは、大陸最高峰の中では登山がしやすい山であり、登山ルートも整備されているため、登山家でなくても万全の準備があれば、山頂までの登山を楽しむことができるそうです。そのため世界中から多くの観光客が登山を楽しむためにキリマンジャロを訪れ、多いときは月に1,000人近くが山頂を目指しているのです。JICAボランティアもけっこう登ってます。
最短でも登山に5,6日かかるそうですが、中東の国から6日間で行って帰ってきたシニアボランティアもいたとか?!あくまで噂ですが。笑
キリマンジャロ登山のベストシーズンは乾季に当たる12月〜3月と、7月〜9月だそうです。まさに今じゃないですか!
キリマンジャロ登山には、現地人ガイド同行が義務付けられているそうで、ほとんどの場合、ガイド・ポーター・コックが付随するツアーに参加するようです。登山用品は現地で借りることも可能なんですって。
コカコーラが売られているくらい整備されたルートもあるそうです。
なんか気軽!って思っちゃいますが、標高5000mを超える世界有数の高峰ですからね、なめちゃいけませんよ!!


さ、本題に参りましょう!
松山さんが派遣されたのが、キリマンジャロがあるタンザニアの隣りの「ウガンダ」です。
東アフリカに位置し、赤道直下の内陸国です。
「パール オブ アフリカ」と呼ばれる自然の恵み豊かな国なのです。
赤道直下の国ですが、標高によって気候も変わり、雨季の寒い時期には長袖ですって。現地の人は、ダウン着てニット帽かぶっているらしい。大げさ!笑。

食べ物は、正直おいしくない・・・らしい。
いやいや、あくまでも個人の感想ですよ。
主食は‘マトケ’と言う料理用のバナナをマッシュ状にしたモノと、豆のスープや肉を煮込んだスープが定番のメニューだそうです。味は無い・・・
いやいや、あくまでも個人の感想ですが。
でも、アボカドとパイナップルはちょー美味いそうです!良かった!


松山さんの職種は「PC(パソコン)インストラクター」
首都から320km離れたブシェニ県のセカンダリースクールにパソコンの先生として派遣されます。
セカンダリースクールは、日本で言う中高一貫校で、13〜18才くらいの生徒が通う全校生徒1000人規模の学校だったそうです。
なんと地域外からも生徒が集まる全寮制の学校だそうです。

パソコンの授業は、実技と理論に分かれているそうです。
松山さんの担当は実技!実際にパソコンの使い方を教える授業です。
が、パソコンの授業は選択科目になっていて多い学年では80人もの生徒が集まったそうです。
通常は1クラス40人くらいで授業を行うそうですが、倍の80人って・・・
そりゃパソコンも足りません。2人で1台のPCを使うこともあったとか。
とは言っても、松山さんが派遣された学校はPCインストラクターの先生がいたり、1クラス分(40台)のPCがあったりと、ウガンダの中でも恵まれた環境の学校だったそうです。

授業の基本は国家試験のための勉強だったそうです。
Word、Excel、PowerPoint、などマイクロソフトのオフィス系を学びます。
一応、1年間のカリキュラムが決められていて、日本でいうセンター試験のようなモノがあって、その試験対策が中心だったようです。

授業は先生のPCをプロジェクターで写しだしながら生徒に教えるスタイル。
それって日本の授業と変わりないですよね?
自分が思っていたよりも進んでいるウガンダの教育環境に驚くこともあったそうです。
インターネット環境も半年ごとにみるみる進化して、文字を見るのもストレスだった派遣当初から、帰国直前には動画も見えるようになったそうです。日本より、身の周りの変化のスピードが早いんですって。
水が断水になったり停電が何日も続いたりするのに、携帯は使えるしwi-fiは繋がるんです。
インフラの安定とか優先順位が、ちぐはぐしてるのです。
それが開発途上国の面白いところであり、まさに発展の勢いを感じるところでもあるのです。

日本と変わらないようなネット環境になっているウガンダ、子供たちの興味・関心も日本と同じで、facebookやインターネットをやりたいからPCの授業を選択している子供たちもいるそうです。
でも学校ではfacebook禁止なんだって。だからPCインストラクターの松山さんは注意する立場だったのです。そりゃ大変、嫌われ役ですかね。

授業の他に、松山さんには大事な役割がありました。
授業で使うパソコンの修理、メンテナンスです。
どちらかというと授業よりもそちらがメインだったそうです。
けっこう古いパソコンも多く、電源が入らないモノもあれば、部品を交換しながら使っているパソコンもあり、維持管理にはかなりチカラを入れていたそうです。日本で修理・メンテナンスの経験があったわけでもなく、ウガンダで初めてやってみたのです。同僚と一緒にPCを開けてみて、部品交換からOS、ソフトのインストールまで、日本では業者さんに頼むところを全て自分たちでやっていたのです。とりあえずやってみる、学ぶことが多かったそうです。
限られた環境の中でどう対応するか。何が出来るか。
まさに協力隊に問われているものですよね。
子供たちがちゃんと授業を受けられるように、授業時間以外で支えてるんです。
目に見えない縁の下のチカラもち!協力隊にはいろんな姿があるんです!


松山さんの帰国後は、PC関係の仕事の幅を広げようとプログラミングやWebデザインなどを勉強しているそうです。
そして今、なんとなんとウガンダのLINEスタンプを作っているのです。
ウガンダに派遣された同期8人の経験から生まれたスタンプなんですって。
ウガンダの現地の言葉で作ったウガンダあるあるLINEスタンプ!
まもなく販売予定です!!

よし!出来たらみんなでLINEしようぜ!!





☆ JICA二本松インフォメーション ☆

JICA二本松では、今週14日、2016年度2次隊の修了式を行いました。
青年海外協力隊、シニア海外ボランティア合わせて166名が修了証書を手にしました。晴れてJICAボランティアとなった訓練生たち、今月下旬からそれぞれの派遣国に旅立っていきます。

そして、翌日9月15日には、大人気イベント「おいしく学ぶ、世界の暮らし〜ブラジル編」を開催しました。
このイベントは「食」を通して国際理解を深めることを目的としています。
講座などとは違い、JICAボランティアが活動する国々の食文化に触れる一風変わった企画なんです。
今回の講師は、日系社会シニアボランティアとしてブラジルで野球指導をしていました武藤啓一さんを講師にお招きしました。
武藤さんは、JICAボランティアを終えた後は、出身地であります喜多方市の日本酒と喜多方ラーメンをブラジルで根付かせるために尽力しています!
JICA二本松では、「おいしく学ぶ、世界の暮らし」を定期的に開催しています。
興味のある方はぜひJICA二本松にご連絡下さい!

そして、もうこんな時期なんです!
2016年度秋募集について募集情報が公開されています!
応募を検討されている方、何か気になる方は、「JICAボランティア」と検索してみて下さい!

訓練の様子等、JICA二本松のホームページやfacebookで随時更新しています。
訓練生の成長の様子をぜひチェックして下さい!
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2016年9月17日(gy) 08:30

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