「フィジー」に派遣されていました、 後藤 祥与さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」8/27放送

こんにちは、DJイタルです!

はぁ、夏休みも終わりかぁ・・・
って、ため息ついていませんか??

これ以上夏休みが続いたら学校行きたくなくなっちゃうでしょ?
寂しく思うくらいがちょうどいいんです。笑
あ、でも大学生はまだまだ夏休みやんね?
大学生諸君!社会人になったらそうはいかないからねっ!
今のうちに、長い長い夏休みを満喫しておくようにっ!
あ、ただ羨ましいだけです。笑

さ、今週は111人目のゲストさんです。
青年海外協力隊 平成26年度1次隊で「フィジー」に派遣されていました、
後藤 祥与(ゴトウ サチヨ)さんです。
職種は「栄養士」です。
福島県福島市のご出身です。
2014年7月から2016年6月までフィジーに派遣されていました。


栄養士さんって、食事とかめっちゃ厳しそうですね。
商品パッケージの裏に書いてある原材料とか成分表とか、めっちゃ見てそうですよね?
僕も最近はカロリーを気にして、必ず見るようにしていますが、栄養士さんはもっと見方が違うんでしょうね。原材料を見るだけでカロリー計算とか出来そうだもん。

実は後藤さんが厳しいってよりは、母親が昔から食事に厳しかったそうです。食品に含まれる成分や農薬など食の安全についても厳しかったので、自然と家庭での食生活の中で食について興味を持ったそうです。
そして進学の時におもしろそうだと選んだのが栄養学科だったのです。
高校を卒業後、大学で栄養学を学びます。
ここでは食に関するあらゆるコトを学びますが、特に医療に特化した学科でもあったので病院での研修にチカラを入れていたそうです。
栄養士になりますと病院や給食センターなどが働き口になるそうですが、後藤さんは大学卒業後、埼玉の病院に就職されます。
それから2年間の埼玉の病院勤務の後、2011年福島に戻って参ります。

大学で栄養学を学び、病院で実務を積むなかで、海外の食についても学ぶ機会があるそうです。国際栄養、世界の食糧事情、貧困、飢餓など、食は世界と繋がっているのです。生きることは食べることですからね。
学べば学ぶほど、働けば働くほど、もしかしたら自分に何か出来るのかもと思ったそうです。

そのためにも、もっとしっかり経験を積もうと考えたのです。
2011年震災後の福島では、原発事故の問題もあり食の安全について語られるコトが多かった。震災後、福島に戻ってきたことも運命なのかもしれないと感じたそうです。
震災後の福島で働くことは、改めて食の安全ついてじっくり考える時間にもなったそうです。

埼玉の病院で2年、福島の病院で3年。
自分の中では最低5年、実務経験を積んでから協力隊に参加しようと思っていたのです。

小さい頃からボランティアや国際交流に参加する機会もあったようです。
海外に興味はあったし、協力隊もなんとなく聞いたことがあった。
でもやっぱり、背中を押すのは人なんですね。
同じ福島出身、同い年、同じ栄養士で国際協力を目指す人に出会ったのです。
この出会いがスゴイんです!
なんとこの出会った方ってのが、伊東みずほさん!!
平成24年度1次隊でブータンに派遣されていました栄養士さん、この番組にもご出演頂いた方なんです!!(※ブログ2014年10月参照)
偶然、埼玉で出会ったそうですよ。笑
同じ派遣国や同じ隊次ならまだしも、協力隊に参加する前に出会うって。
不思議ですよね、なんかお互い惹かれる何かがあったんでしょうか?
国際協力っていう‘志し’でしょうか。

いろんな出会いやタイミングが青年海外協力隊に繋がっているんですね。

5年の実務経験を数え、いよいよ協力隊にチャレンジです。
とは言え、何をどう準備すればいいのか分からなかったそうです。
通勤中に英語のリスニングをしたりと語学はちょっと勉強もしたけど、後は、今の経験が必ず活きるから仕事をしっかり頑張ろうと思ったそうです。

あら、またいらっしゃいましたよ〜秘密の人!
家族にも職場にも秘密だったそうで・・・
受験後、2013年8月に合格通知が届きました。まだ職場には秘密です。
平成26年度1次隊ですから、訓練が始まるのは2014年4月から。
まだ訓練まで半年以上時間があります。でも職場には秘密です。
結局、年末に退職を伝えますが、訓練が始まるギリギリ3月まで病院で働いていたそうです。

家族にも職場にも、ほぼ事後報告でしたねぇ。
最近、事後報告系、秘密系の隊員さん多いですよね?
受験するまで言わない。合格するまで言わない。
不思議なのは周りの反応も意外とあっさりしているんです。
寂しがられるけど、むしろ応援される傾向にありますしね。
半世紀ですか、国際協力・海外でボランティアも普通のコトになったんですね。
協力隊も認知され理解され市民権を得てきたってこと。で・・・いいっすね?!
多大に個人の性格、人徳、環境に由来するところも大きいですが。笑
まぁいいでしょう!応援あってこそ、協力あってこそですから。

さ、辛くて楽しい訓練を終えて、いよいよ「フィジー」へ!
フィジーって響きだけで、南国感たっぷりですね。

後藤さんの南国フィジーでの活動は、また来週です!




☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松訓練所では2016年度2次隊の訓練生144名が訓練を受けています。

今月は8月8日に中間試験、8月10日にシニア海外ボランティア18名の修了式を行いました。

先週の金曜・土曜には、野外訓練を実施いたしました。
野外訓練では与えられた条件の中で、訓練生自身が役割を見つけ率先して行動するチカラが求められます。

そして、本日は午後から語学交流会を実施します。この交流会では派遣国出身の方を訓練所に招き、これまでに学んだ語学を活かし交流を図ります。
多くの訓練生が協力隊でやりたい活動の話や、相手国の人々とどのように関わりたいのかを話していくことでしょう。

訓練の様子はJICA二本松のホームページ、facebookで随時更新しています。
訓練生の成長の様子をぜひチェックして下さい!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
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2016年8月27日(gy) 08:30

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