今週のゲストも高橋司さん!幼稚園の先生です!

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成17年度2次隊として、
「メキシコ」に派遣されていました
高橋司(タカハシツカサ) さんです!
職種は「青少年活動」です。

現在は、相馬市にある原釜幼稚園で幼稚園の先生をされております。
今回は原釜幼稚園にお邪魔しましての収録です。















高橋さんが派遣されていた国「メキシコ」
正直、青年海外協力隊が派遣される途上国・最貧国と言うイメージは
あまりないですよね?
世界の長者番付第一位は、たしかメキシコの方ですよね。
そして、多くの日本企業も進出している国のひとつです。

メキシコの公用語は、スペイン語。
総人口は1億人を超え
スペイン語圏においては、最も人口の多い国です。

高橋さんもスペイン語には苦労されたようで、
学ぶと言うよりは、現地で実践勝負だったみたいですね。

スペイン語で「ミカサエスツカサ」と言う言葉があるそうで、
「私の家は、あなたの家」と言う意味だそうです。
高橋さんの名前は「ツカサ」さんと言います。
スペイン語で「ツカサ」は「あなたの家」と言う意味。
「私はツカサです」と自己紹介すると、初対面のつかみはOK!
すぐに、名前を覚えてもらえたそうです。

高橋さんのメキシコでの職種は「青少年活動」
首都のメキシコシティで、
ドラッグをしているストリートチルドレンを
更正施設に入れる仕事をしていたそうです。

路上でストリートチルドレンに声をかけ、
年齢や出身地など子供たちの現状を聞き、
その状況に合わせたケアをしていくそうです。

ドラッグが身近にある環境で、
ある意味危険な仕事だったと思います。

ルールやコーディネーターがいるわけでもなく、
自分が現地のカウンターパートさんと一緒に路上に出て、
直接声をかけていくと言う地道な活動。
はじめは外国人と言うことでよそ者扱いをされることもあったそうです。
繰り返し話をすることで、少しずつ信頼関係を築いていく。

青年海外協力隊の活動で、すぐに答えがでることは少ないと思います。
隊員一人一人が迷いながら、悩みながら、それでも派遣国で向き合っていく。

高橋さんも自分の無力さ、ドラッグの恐ろしさを感じたそうです。
それでも、誰かが気付かなければならないコトがあるのです。
それでも、誰かが手を伸ばさなければならないコトがあるのです。
そして、誰かが伝えなければいけないコトがあるのです。

青年海外協力隊の活動は、そう言った積み重ねなのかもしれないですね。

意味の無いコトなんて無いと思います。
すぐに答えの出ないすごく大変で難しい問題や課題かもしれない。
それでも続けていかなければならない活動があるのです。

いつか子供たちが、答えを出す日がくるのを信じて。
2013年3月30日(土) 09:14

今週は高橋司さんです!!!!

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成17年度2次隊として、
「メキシコ」に派遣されていました
高橋司(タカハシツカサ) さんです!
職種は「青少年活動」です。

そして今は、相馬市にある原釜幼稚園で幼稚園の先生です!

今回はなんとなんと、原釜幼稚園にお邪魔しましたよ。
まぁ個人的には、幼稚園。ほぼ初めてだと思います。













前に小学校での収録はありましたが、今回は幼稚園での収録ですよ。
もうほとんどの子供たちが帰っていましたので、ちょっと静かな幼稚園。
ですが、
小学校同様、なんかテンション上がります!
そう、ジャングルジムに登りたくなります!!
で、砂場で山つくってトンネルを掘りたくなります!!!
ん〜、なんでだろ?
普段入れないところ、僕からすれば非日常の空間がそうさせるのかな?!
も、もちろん我慢しましたよ! だって、大人ですから・・・

僕の膝くらいしかないテーブルと、それより半分の小さいイス。
すんげぇカワイイのです。
もうね、あえて、それに座りたいと懇願しました!
と言うことで、
いい大人が小さなイスに座って、低めのテーブル囲んで収録開始です。

まぁ他から見たら、かなり滑稽な様子なんす。
ミニチュアなテーブルとイスで、けっこう真面目な話しているのです。

やっぱ気になるよね。
たまに子供たちが窓からのぞくのです。それもけっこうガン見!
で、高橋さんの奥さんがその窓を掃除するのです。
その流れを、何度か繰り返すみたいな。ちょっとした幼稚園コントです。

そんな窓ふきがとても上手な高橋さんの奥さんはメキシコの方なんです。
目鼻立ちがくっきりハッキリして、めっちゃキレイなんです!!!!!

奥さんとは青年海外協力隊でメキシコに派遣されている時に出会ったそうです。

日本に帰って来てからも、日本とメキシコで超遠距離恋愛。
3年間、地球の反対側で愛を深め、ついに結婚。
でも、
震災があって予定していた結婚式は行えなかったそうです・・・

でも、なんと、友達の提案で、
被災地支援で結婚式の写真を撮ってくれるボランティアの方々の協力で、
がれきの残る浜辺で、サプライズ結婚式をされたそうです。
もちろん奥さんには内緒。
サプライズってやつに女子は弱いですからねぇ。
って、もちろん震災の時にそんな余裕はなかったでしょうけど。

たくさんの方に支えられ、
多くの友達に祝福され、
ホントにステキな結婚式だったそうです。

写真を見せてもらいまして、みんな笑顔なんです。
がれきのビーチにあの震災で忘れていた笑顔があったのです。

他でも無い二人だからこそ、多くの笑顔が集まったんですね!
2013年3月25日(月) 20:18

今週のゲストは橋本千賀子さんです!!!



こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成14年度1次隊として、
「パラグアイ」に派遣されていました
橋本千賀子(ハシモトチカコ) さんです!
職種は「村落開発普及員」です。




















ず〜っと、中米の国、カリブの国が続いておりまして、
毎週皆さんには常夏の楽園ベイベーな気分を味わって頂いておりましたが・・
ついに南米に突入です(ま、先週からですが・・)。

そう!「パラグアイ」。
南米の中心「コラソン=心臓」と言われているそうです。
日本のちょうど真裏、地球の反対側の国。
親日家の方が多いんですって。
日系人の方が多く移住されていて、実は、苺をパラグアイにもたらしたのは日本人らしく、すごく感謝しているそうです。
地球の裏側で、日本を良く思っている国があるのです。
すごく嬉しい反面、あまりそう言った国を知らない自分が恥ずかしい・・
僕たち日本人はどれだけ他の国を知っているのだろう?
考えさせられますね。

この「パラグアイ」では、マテ茶をよく飲むそうです。
最近、日本でも飲まれていますよね?
ペットボトルなど、コンビニでも売っていますよ!
どちらかと言うと、日本では、ブラジルのイメージもありますが。
橋本さん曰く、本場と言うか、マテ茶がより生活に身近にあるのはパラグアイだそうです。
橋本さんの青年海外協力隊の活動も、マテ茶から始まったと言っても過言ではないそうです。
パラグアイのコミュニケーションでは、絶対に必要なモノ!
マテ茶にはじまり、マテ茶に終わる。
ちゃんとマテ茶の礼儀作法があるのです。

橋本さんのMyボンビージャ(ストロー)とMyグワンパ(カップ)も見せて頂きました。
パラグアイの学校などでは持ち込み禁止にもなるくらい、みんな持っているらしい。携帯とか、ゲーム機とかと同じ扱いか?
なんで持ち込み禁止か分かりませんが・・・
マテ茶飲んで、昼休みが長くなってしまう?とかかな。厳しいような・・・平和なような・・・


さてさて、橋本さんの現在は、福島医療生協わたり病院で言語聴覚士として働いていらっしゃいます。
パラグアイから帰って来てからは、「JICAつくば」でお仕事されたり、福島国際協力推進員として国際協力に携わるお仕事をされていたそうです。
それから、手に職をつけようと「言語聴覚士」の資格を取られたそうです。
言葉が通じない国で、相手に寄り添いながら活動した青年海外協力隊の経験が、今の言語聴覚士の仕事に役立っているそうです。


そして橋本さん、もうひとつ、大事な活動をされています。
「ふくしま青年海外協力隊の会」です。
福島出身の青年海外協力隊OBの方のネットワーク作りや、他県のOB会との交流など、協力隊の経験を活かし、国際理解や国際協力を支える活動をされているそうです。

県内にも沢山の協力隊OBの方がいらっしゃいます。
それぞれが様々な経験を活かして、福島で活躍されています。
その「チカラ」をより活かすための、繋がり。ネットワーク。

一人で出来ることは限界があるかもしれないけど、
同じ目線で協力できる仲間がいる。

橋本さん。これからも、つながる活動を続けていきたいそうです。
2013年3月21日(木) 09:34

今日のゲストは橋本千賀子さんです!

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成14年度1次隊として、
「パラグアイ」に派遣されていました
橋本千賀子(ハシモトチカコ) さんです!
職種は「村落開発普及員」です。













まぁ第一印象は、すんごい柔らかい雰囲気。
なんでも話せそうな優しい感じで、なんでも許してくれそう。
多分、怒って物に八つ当たりとかしたことないね!?
何かね、ついね、こっちもタメ口になっちゃう感じ。
「だよね〜」「でしょ!」とか、言いそうになる。
てか、たぶん打ち合わせの時に、言ってたな・・・すんません。

さて、橋本さんは二本松市の出身。
そうです!
二本松市と言えば、JICA二本松のホームです。本拠地です!本丸です!
橋本さんが高校生の時に、JICA二本松が出来て、
その時、地元ニュースで大々的に取り上げられていたのを覚えているそうです。
JICA二本松が出来たことで、外国がグッと近づいた感じがしたそうです。
すんごい遠い誰かに聞いた話が、自分の街にやってきた。
高校生ながらに、それは衝撃だったようです。

それから、青年海外協力隊にいつか行きたい。
と言う夢をずっと持っていたそうです。

その後、働きながら大学に通い、普通に就職活動もして、
でも、心の奥には高校生の時に思った海外への夢がずっとあったのです。

そして、就職活動に悩む大学4年生の時に見た、JICAのホームページに目が止まったそうです。
なんとその日が、青年海外協力隊の応募締め切りの当日。
考えたり、相談したりする間もなく、応募したそうです。


高校生の時に、自分の街に青年海外協力隊の訓練所がやってきた。
もしかしたらキッカケはそれだけかもしれない。
そのとき、青年海外協力隊に出会わなければ、自分は参加しなかったかもしれない。
ただ、私の街にやってきた。
一人の高校生に選択肢を与えたことは間違いない。

自分の知識とか技術とか、家族の影響とかじゃなく、
思ってもいなかった、想像も出来なかったことで、人生が変わることもある。

人生を決める選択肢は、果てしなく多いのかもしれない。
自分じゃない誰かが選択肢をくれたり、勝手に突きつけられたりする。
でも、やっぱり、どうしても、
選ぶのも、決めるのも、自分。「人生」切り開けるのは自分だけ。

でもでも、簡単に選べないから、迷ったり、悩んだり、たまに間違ったりする。


就職に悩みながらも、ずっと心の奥にあった青年海外協力隊。
ホームページを見たその日が締め切り当日。
これもなにか引き寄せられたモノなのかもしれない。
人は偶然と言うかもしれませんが、少なくとも、
僕が出会った青年海外協力隊のOBの方はみんな「持ってる」んです。
佑ちゃんじゃないけど・・ハンカチ王子じゃないけど・・「モッテル。」

「モッテル。」たぶん感じ方に定義なんてない。
皆さんに出会って、素直にそう思ったんです。

それが運なのか、偶然なのか、タイミングなのか・・分からないけど、
何かを引き寄せる「チカラ」なんですよね。

あ〜、モッテル男になりたいわぁ。
よし、とりあえず、ハンカチを持ち歩くことから始めようっと。


来週も橋本千賀子さんにお話を伺います。
お楽しみに〜。
2013年3月11日(月) 20:04

今週も高畑奈美さんです!!!!!

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成21年度3次隊として、
「ニカラグア」に派遣されていました
高畑奈美(タカハタナミ) さんです!
現在は、会津坂下町の小学校で先生をされています。




















高畑さんは「ニカラグア」決め打ちだったらしい。
アメリカ留学でお世話になった学校の先生にかなり勧められたらしいのです。
ですから、高畑さんの任地の希望は、第1希望から第3希望まで「ニカラグア」
もう「ニカラグア」以外は行きません!って、くらいの熱望だったようで・・・


高畑さんの協力隊の職種は「小学校教諭」です。
ニカラグアの首都マナグワからバスで3時間ほどのマタガルパという町。
派遣されたのは、日本で言うところの大学の教育学部だそうです。
ここで3ヶ月間、算数の授業を行ったそうです。
大学ですので、先生を目指す学生たちに授業のやり方を教える、
先生を養成する授業をされていたそうです。
しかし、3ヶ月で、学生たちは教育実習でいなくなってしまい・・・
ん〜と・・暇になったそうです。
学生がいなくなってしまい、教える対象がいなくなってしまったそうです。
派遣3ヶ月で、失業じゃないけど、やることがない・・・
しまいには学校の先生も来なくなるそうです。
「生徒もいないし、まぁいっか〜」 ってなんないでしょ!普通は!

こんなコトってある?
イレギュラーすぎじゃね??

しか〜し、
ここから、高畑さんの就職活動が始まります!
地域にある小学校に、自らを売り込みに行かれたそうです。
17の小学校を回って、自分の出来ることをアピールしたそうです。
この思いつきと行動力って、やっぱスゴいよね。

もちろん、青年海外協力隊、そんなにアバウトで自由じゃないですよ。
ちゃんと現地事務所を通して、派遣先の変更を行ったそうです。

そして、いざ小学校の先生としての活動が始まります。

そう、日本のかけ算九九をスペイン語で作って、流行らせたらしい。
日本人なら必ず習いますよね? かけ算九九!
スペイン語では「 UNO、ウゥノ、う〜の・・」みたいなの連呼してた?!
ニカラグアの先生にも好評だったそうです。

もう一つスゴい仕事が、算数の教科書の改訂に携わったそうです。
教科書つくるってスゴいよね?
そう言うのって、もっと、国とか、教育なんとかがやるお仕事だと思っていましたが・・

ちょうどこの時期、JICAで算数プロジェクトが行われていて、
算数の教育改善を目指したプロジェクトのお手伝いもされたそうです。


そうして、
2年間の青年海外協力隊の活動を終え、2009年に帰国。

久しぶりの日本で感激したこと。それは、
「ウニ」がおいしかった!ですって。
それも、回るほうのお寿司屋さんね。とろけて?最高だったらしい。
回ってて、ちょっとキュウリが乗って、ちょっぴり乾燥した「ウニ」が美味かったそうです。
回転してるってのが、高畑さんの人間味が出てていいですよね。


そう最後にアドバイス聞きました。
高畑さん曰く、
チャンスは一度きりじゃない。
自分のタイミングで参加すればいいと思う。
決めるのは自分。だって。


高畑さんの夢は、シニアボランティアでもう一度海外へ行くことだそうです。
一度は諦めて、自信がついてからチャレンジした青年海外協力隊。
今は、福島でしっかりと教師をすることが目標。
そしていつか、その目標に納得した時、次のチャンスがやってくる。

やっぱり、チャンスは1度きりじゃないですよね!!!!!
2013年3月3日(日) 10:24

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