今日のゲストは本名愛さんです!!!!!

こんにちは、DJイタルです。
楽しかったな〜、セネガル。
おいしかったな〜、ガゼルビール。
まだまだアフリカの余韻に後ろ髪を引かれながら・・ですが、
さぁ今週からは通常営業です。


今回のゲストは、
青年海外協力隊 平成16年度2次隊として、
「ベリーズ」に派遣されていました
本名愛(ほんなあい) さんです!
職種は医療機器です。













まぁ、世界にはいろんな国があるもんで、今回は「ベリーズ」です。

「いらっしゃいませ〜、ベリーズへようこそ!」
じゃないですからね。
言っておきますが、ファミレスじゃないですよ・・

「ベリーズ」どこにある国か、皆さん分かりますか?
ん〜、響きは島国っぽいですよねぇ。
そう、セネガルの前は、カリブ海の島国が続きましたからね。
今週も・・・?

まぁ、カリブ海はカリブ海なんですが、島国じゃないんです。
「ベリーズ」はメキシコの南側で、南米と北米をつなぐ中米の国。
北にメキシコ、西にグアテマラと国境を接して、南東に湾を挟んでホンジュラス、東側はカリブ海に面しています。
面積は四国と同じくらいで、国土の大半が熱帯雨林の国です。
カリブの楽園と呼ばれるこの国は、熱帯雨林に潜む生き物たちと、そこに点在するマヤ遺跡や、世界第2位の大きさを誇る珊瑚礁など見所も多く、最近では観光業の発展が目覚ましい国です。

去年は何かとマヤ文明が話題になりましたからね。
マヤ暦では、暦が終わる。年末ドキドキしましたね。
なんとか地球は滅びず、続いておりますが・・
もしかしたら、そんなマヤ暦ブームの恩恵も去年はありましたかね?!

本名さん曰く、
中米には多くのマヤ遺跡があるそうで、なんと、ベリーズのマヤ遺跡は、その歴史的建造物に登れるんですって。他国の多くの遺跡は保護されて入れなかったり、整備管理されているそうですが、ベリーズのマヤ遺跡は登って触れるそうです。
スゴイよね!すごく貴重は場所ですよね?!行ってみたいわ!
まぁでも遺跡に登れるって、自由過ぎじゃないですかね?
昨年末にグアテマラのマヤ遺跡の立ち入り禁止区域で観光客による建造物の破損が見つかったりもしているそうで、意識して保護していくも大事かもしれないですね。
もちろん、観光客のマナー向上、ルール厳守は大前提ですよね。


さて、
本名さんですが、青年海外協力隊を目指すキッカケですが・・・
その前に。

スゴイよ、本名さん、国家資格を持っております。
「臨床工学技士」と言って、病院で医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作、及び保守点検を行うことができる医療の国家資格、だそうです。
もう、こんな資格を持っていれば、日本中どこでも引く手あまたでしょ。
高校2年生の時に進路を考えて、病院勤務の中でも病院の最先端の現場、手術室で働きたいと思ったそうです。
そして臨床工学技士の資格を取り、医療機器のスペシャリストとして、地元の総合病院に3年半勤務されたそうです。


そして本名さん、実は、
幼い頃から、海外で生活したいと言う夢があったそうです。
「いつかは海外で生活したい」そう思っていたそうです。

そして、ある日みつけたのが、青年海外協力隊の説明会の案内。

あまり深くは考えずに、説明会へ参加したそうです。
そこで自分に説明してくれた元隊員の方の目の輝きに驚いたそうです。
「自分も協力隊に参加すれば、そんな目になれるだろうか?」
そう思い受験を決意しました。

そして、受けた職種が「医療機器」。
すごいでしょ!本名さんのための募集じゃない?ってくらいピッタリの職種。
そう、青年海外協力隊は何でもあるんです。
世界中からいろいろな経験が必要とされているんです。
個々の経験に応じた様々な職種があるのです。

でも、正直に言いますと、「医療機器」のような専門性の高い職種は、募集をかけても、なかなか応募が少ないのも実状なんです。
本名さんも言っていました、踏み出す勇気が大事って。
興味を持っている方は、ぜひ応募してほしいと思います。


しかしねぇ、
本名さんの人生を変えた元隊員さんの目の輝きが気になる・・・
どんな人だろう?どんだけ輝いているんだろう?
目の輝きで誰かの人生を変えてしまうって。すごいでしょ!?
もしかしたら、本名さん以外にも、その輝きに惹かれて、協力隊に参加した方がいるかもしれないですよね?
いや、きっといるはずです!
これも出会いだし、運だし、タイミングだし、やっぱ繋がっているんですよね?


一人じゃなく、一つじゃなく、つながっている。
だれかに思いを伝え、繋がっていくことも協力隊の魅力の一つですよね。
そう、青年海外協力隊の魅力は、つながる人のチカラ。

協力隊の魅力を伝え、次のチカラの背中を押す。

人に何かを語るのは、文字じゃなくコトバ。
人が魅せられるのは、数字や表じゃなく輝き。

人を動かすのは、伝える人のコトバと輝きなんですね。


もちろんもちろん、それぞれが自分で最初の一歩を踏み出したからこそ、
今があるんですよね。

どんなに人から応援されても、どんなに背中を押されても、
その一歩を踏み出すのは自分!

チャレンジできるのは、
どんなに小さくても、その一歩踏み出した人だけですもん。

だから青年海外協力隊に参加したみんなはスゴいんです。
コトバに説得力がありますよね。
自分では意識していなくても、それは経験から裏打ちされたものなんだと思います。

やっぱ経験値が高いんです。
はぐれメタル級です!


さて来週は、
本名さんの協力隊の経験を活かした今のお仕事についてもうかがいます。
お楽しみに〜。
2013年1月28日(月) 09:51

今週もゲストはセネガルに派遣中の大石容子さんです!!!

こんにちは、DJイタルです。
今週もアフリカ・セネガル編です。
もう皆さん、知っていますよね? 
セネガルは、アフリカの一番西にある国です。

さぁゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成23年度1次隊として、
現在、「セネガル」に派遣されています
福島市出身、大石容子(おおいしようこ) さんです!













派遣前の日本での仕事は、「保健の先生」です。
勤めている学校を休職して参加する、現職参加だそうです。
誰もが憧れる「保健の先生」。悪いイメージないよね。
昔は、無駄に行ってましたよね?保健室って。


大石さんが住んでいるクンペントゥーム市は、
セネガルの首都ダカールから内陸におよそ460キロ離れた町です。
先週はこのクンペントゥームにある、地元FM局のスタジオを借りて収録させて頂きましたが、
今週はなんと、なんと、大石さんのお宅です!女子の家です!
もう昨日から寝れなかったのは言うまでもなく。ドキドキです!
あぁ、お土産のスイーツでも持って来れば良かったな・・・
やっぱ女子ウケはマカロンだったな〜。
去年一番の後悔です。

時間通りに、大石さんのお宅に向かいます!
女性のウチに行くのに、遅れてはいけませんからね。
「さぁ、急ぎましょ!」
この旅はじめて、みんなの心が一つになった瞬間かもしれない。
足取りも軽く、おそらく人は、それをスキップと呼ぶのでしょう。

大石さんのおウチの前で、ちょうど帰宅した大石さんと会いました。
お家の敷地の入口には南京錠がかけられた、厳重な大きな扉があります。
セネガルは平和な国と言っても、女性の一人暮らしですからね。
用心にこしたことは無いですよね。
扉をくぐると、そこにはカフェのオープンテラスのような、
屋根の下に、イスとテーブルが並ぶ、素敵な空間が広がります。
セネガル人はおしゃべり好きで、セネガルのお宅には、そう言ったコミュニケーションスペースがあるそうです。

今日は、大石さん家のそんな庭先のオープンテラスで収録です。
屋根はあっても、外ですからね。外での収録も初めてですね。
スタジオとは違って、木々の音、風の音、お祈りの声や、動物たちの鳴き声まで聞こえてきます。
これもアフリカならではの収録ですよね。
たまに尋常じゃ無い、心の叫びのような、ロバの息遣いが聞こえますが・・

さぁ、初めてづくしのセネガル収録、今日もスタートです。

すごく天気も良くて、ほんと気分は最高です。
大石さんも自宅と言うことで、リラックスしていましたよね。

さて、大石さんのセネガルでお仕事は「村落開発普及員」です。
地域の人を巻き込んで、みんなの意欲を高めて、一緒に、地域をより暮らしやすくしていくお仕事ですよね。
大石さんが派遣されているのが、農村開発支援センターと言って、管轄地域の発展のために、村などからいろんな相談にのる機関なんです。
響きはカッコいいんですが、実は、職員は一人しかおらず、人手が足りてないのが現状だそうです。












そこに派遣されている大石さんの仕事も様々です。
まずはゴミ問題。このクンペントゥームにはゴミを回収してまわるゴミ収集システムがありません。家のゴミは外に捨てる。そうして、ゴミは街にどんどん溜まっていきます。そこに雨が降り、水が溜まり、蚊やハエが増え、不衛生になり、病気が増えます。また、ゴミで怪我をする人もいます。
ゴミ問題ひとつとっても、様々な問題に広がっていきます。
今、ゴミを集めて、ロバ車で遠く決められた場所へ定期的に運び出す計画や、リサイクルできるゴミは首都に運ぶことも計画しているそうです。

そして、もう一つが、子ども達の歯磨き指導です。
この地域では子ども達の虫歯率が高いそうです。そこで、木の枝を使って作るソッチュと言う簡易の歯ブラシを使って、子どもの口腔衛生の啓発活動をしているそうです。歯磨きが当たり前になるように。
生活の一つのリズムにしていくことって、なかなか時間がかかるんですよね。


大石さんは実際にセネガルにきて、生活してみて、
援助や支援の難しさを実感したそうです。
セネガルには「テランガ」と言う、親切心、分け合いの文化があるんです。
恵まれている人は、無い人に分け与える。
困っている時は、みんなが優しく助けてくれる。
もちろん、みんなで支え合う、ステキな文化だと思います。
でも、与えてもらうのが当然と言う気持ちも少なくないそうです。

もしかしたら、
支援することで、自分たちの力で何とかしようと言う気持ちが少なくなっているのではないか。
援助することで、その人の発展の可能性を阻害している面もあるのではないか。

もちろん宗教を含めた文化の話でもあるし、難しい問題でもあると思います。

神様がやったこと。って、納得する中でも、
でも、自分たちでも出来ることがある。
自分達でやっていくことが楽しい。
自分達で工夫して良い方向に変えていける。

大石さんが言うように、ちょっとずつだけど伝えていきたいですよね。
これが、実際に活動して、ふれ合った人が感じる問題。
多分セネガル以外でも、国際協力が抱える課題かもしれないですね・・


大石さんがセネガルに来て、1年半以上が立ちます。

「一方的に叫んでもダメなんです。
 自分だけが突っ走る活動は、自分が帰った後に残らない。
 いかに沢山の人を巻き込んで、一緒に考えて、一緒に行動するか。」

いろんなチカラが試されているそうです。


ゴミを見て沢山の人が大変な問題だと感じていながらも、実際に行動している人は少ないそうです。
差し迫った自分の問題として、どうすれば行動を変えられるか。

今は、小学校でゴミの授業を先生と一緒に進めたりしているそうです。
子ども達と一緒にゴミ箱作成コンクールをして、楽しさを加えながらゴミ問題を考える機会を作ったりしているそうです。

今後は、子供も、先生も、行政も、市場の人も、アーティストも、
いろんな人が、それぞれの得意分野で、同じ方向に向かっていければ。
それが、少しずつ大きな波になって、街全体が変わっていこうとする。
そんなキッカケを作りたいそうです。
自分の任期は、もう、あと3ヶ月しかないけど、
結果ばかり考えて焦るより、自分が帰っても、長く継続できるように、方向性をつけたいと、話していました。












2年間ですよね。
残りの任期が少なくなるたびに、焦りますよね?
したいこと。やり残したこと。まだ出来ること。
考えれば考えるほど、いろんな思いがあふれてきますよね。

限られた時間の中で、残された時間の中で、いったい自分に何が出来るのか。
隊員さんの誰もが、必ず思うことなのかもしれない・・
大石さんの言葉にも、そんな寂しさを、ほんのちょっとだけ感じたかな。

どんなに偉い人も、どんなにお金持ちでも、世界中、誰もが平等なモノ。
「時間」
1日、24時間、1440分、86400秒、みんな一緒。

焦ることも、悩むことも、頑張ることも。
その時間(とき)の、精一杯でいいじゃないですかね。

大石さんの、もちろん今回あった協力隊員全ての方の、
みんなの精一杯、感じましたよ。

限られた時間だけど、輝ける時間。
青年海外協力隊、マジまぶしいっす!


青年海外協力隊の番組がスタートして、8ヶ月。
知っているようで、知らなかった「青年海外協力隊」

青年海外協力隊。

もちろん僕たちには見えない、大変なことのほうが多いと思うけど、
それぞれの小さな活動が、やがて国を支える大きなチカラになる。


その活動は、技術や知識を伝えることも、もちろん大事だけど、
その国で一緒に生活する隊員の思いを、その国の人達の心に伝える活動。


技術や知識を与えるだけでなく、夢や希望を与える活動なのかもしれない。
そして、一方的に与えるモノでは無く、共に高め合うもの。


僕たちがそこから得るモノも、きっと少なくないはずです。



最後に、ある「大きな木」のお話です。

大きな大きな木があります。
その木は夢や希望を与えます。

その大きな幹が、大きな枝振りが、
たくさんの実が、たくさんの葉っぱが。

その実は飢えをしのぐ。
その葉のしずくは乾きを潤す。
その木陰は安らぎを与える。

みんなが喜ぶ、大きな木。
世界に誇る、大きな木
この世界樹を、みんなは「青年海外協力隊」と呼びます。


大きな大きな木があります。
この大きな木を支えているのは、
それ以上の、たくさんの、たくさんの細い根っこ。

ひとつひとつ、すごく細い根っこだけど、
自由にそれぞれが伸びている。

写真や数字では見えない、遠くからも見えない、
たくさんの細い根っこが、力強く伸びている。

たくさんの細い根っこが集まって、大きな木を支えている。
葉っぱが茂るのも、実がなるのも、小さな根っこがそこに根付いているから。

この根っこを、僕たちは「協力隊員一人一人」だと知っています。


青年海外協力隊と言う大きな木の下には、
隊員ひとりひとりの生活が、それぞれの活動が、そこに根ざしている。

目に見える活動ばかりが注目され、結果が数字でみられてしまうことがあるのかもしれないけど、数字やグラフには置き換えられない、隊員一人一人の活動がある。

それぞれの小さなチカラが、未来を創る大きなチカラになる。

始まりは小さな一歩から、
キミノチカラ 海をこえて
そのチカラを、僕たちは信じています。



今回の取材で、大石さんのインタビューをはじめ、沢山の収録をさせて頂きましたが、放送時間の都合上、泣く泣く編集してしまった部分も多くありました。
出来るだけ多くの話を、出来るだけ多くの人にお届けしたいと、試行錯誤しながら、編集・放送をさせて頂きました。
また、放送で足りない部分は、ブログ等でもご紹介させて頂いております。
当ブログ以外にも、Teatime Paradiseのブログもご覧頂けたら幸いです。


セネガルで出会った青年海外協力隊員の皆様、JICAセネガル事務所の皆様、JICA二本松・関係者の皆様、教師海外研修で一緒に行きました先生方など、

このセネガル取材にご協力を頂きました皆々様、
本当にありがとうございました。

出会ったすべての方と、その出会いに感謝します。
2013年1月21日(月) 11:47

アフリカに行ってきました!!!!!!

こんにちは、DJイタルです。
ただいま〜、アフリカに行って参りましたよ!
母なる大地アフリカです!
初の海外取材でした。

そんなアフリカ取材の今回のゲストは、
青年海外協力隊 平成23年度1次隊として、
「セネガル」に現在、派遣されています
福島市出身、大石容子(おおいしようこ) さんです!
職種は村落開発普及員です。












今回は、今まさに活動中の大石さんに会いに、
西アフリカはセネガルに行ってきました。
アフリカの一番西側の国。アフリカ最西端の地がセネガルです。
まぁ遠いは遠いのです。
日本から約1万6000キロくらい?
まぁ、ピンとこない数字だね・・・
日本から直行便は無く、飛行機でパリまで12時間以上。
乗り継いでパリからセネガル・ダカールまで5時間以上。
そうパリ・ダカール ラリーで有名なダカールです。
そして、大石さんが住んでいるクンペントゥーム市までが、また遠いんです。
セネガルの首都ダカールから内陸におよそ460キロ離れた町。
首都ダカールから車で6時間以上かかります。これでも早いほうなんです。
乗り合いのバスで行ったら10時間以上かかるんじゃないですか?
馬車で行ったら何十時間?ロバで行ったら何日?って距離です・・・
舗装されている道路も所々穴があいていて、
それを右へ左へ避けながら一路クンペントゥーム市への旅。
途中、出会った協力隊員の歌声にも応援され、、これはまた別の機会にね。
この協力隊の歌姫4人の歌声は、来週火曜日のTパラでご紹介としましょう。



そしていよいよ。クンペントゥームへ。
もうね、大石さんに会えた時、感動しましたもん(涙)
こんなに人に会いたいと思ったことないですよ!
大石さんは僕が会いたいと思った一番遠い人でしょうね。

なんと可愛らしい民族衣装で迎えて頂きました。
普段はメイクもしないのに。って言っていましたが、
この日は日本からお客様ってことで、同じ町に派遣されている他の隊員さん達と一緒に、眉毛も描いて、可愛く出迎えて頂きましたよ。
これマジで、みんなカワイイの!
一緒に行った男性全員の体温が2℃上がりましたよ。

で、まぁ挨拶もそこそこに、
早速、大石さん家と他の隊員さんの家でトイレを借りる始末。
長いバス移動でみんな我慢してたんです・・・
その節は大変お世話になりました。

で、その後、近くの村の学校を見せて頂いたり、井戸の水汲みを体験したり、
また、石けん作りや、保健師の隊員さんの紙芝居や子育ての相談など、協力隊員の実際の活動を見せて頂きました。積極的に現地の方と接し、一生懸命に伝えようとする隊員の活動を間近に見てきました。
協力隊の活動は、夢は大きく壮大な活動ってイメージがあるんですけど、
隊員一人一人の活動は、地域に密着して、そこに住んでる人と言葉を交わし、
ホントに小さなコトから始める活動なんですよね。
一人一人の小さな活動が集まって、国を支える大きなチカラになるんです。
はじまりは、息づかいが聞こえる距離で、呼吸の見える小さな活動なんです。

さぁそして、いよいよ大石さんのインタビューです。
今回はなんと、地元のFM局のスタジオを借りて収録です。













日本で言うコミュニティFMのような地域の放送局で、地元に密着したニュースや情報を放送しているそうです。
なんとなんと僕たちの収録中に隣のスタジオでは生放送がスタート。
「今日は日本から取材班が来て今収録してるよ!」って言ってたそうな。
こちらのマイクや機材なんかにも興味津々でしたよ。

収録を始めると大石さん、お話が上手い!
多分、取材のためにもいろんなコトを準備してくれたんだと思います。
自分のやりたいコト、やるべきコト、目的がはっきりしているから、
自分の言葉で発し、コトバに迷いがないって言うか。
これが、今、まさに、現場にいる人の言葉なんだなと感じました。

リアルにそこで生活して、そこに生きてる人の言葉って、
近くて、温度があって、自信もあり、不安もあり、
心のカタチが言葉になっているんですよね。

そして、福島を想う大石さんの言葉が印象的でした。
東日本大震災があって、福島に残した家族を想い、一度は夢を諦めかけた・・でも、
大変な状況だけど、応援してくれる家族がいて、協力隊の参加に背中を押してくれた。
大石さんが家族を想うように、家族も大石さんを想っているんです。
その思いに答えるため。
協力隊の活動はもちろん世界の誰かを支える活動だけど、
支えてくれる大切な家族に思いを伝える活動でもあると思うんです。

大石さん、収録では家族を想うと言葉が詰まる場面もあったけど、
それが大石さんの心の形。
すごく素直で優しくて、あたたかい心の形なんだと思います。
この番組で、大石さんの声が家族に届くといいな。

そして、なんと収録後すぐに停電になる場面も。
電気などのインフラは不安定で、たまにあるらしいです。
だから突然の停電でも大石さん意外と落ち着いてた。さすがです。
そう、今回の旅で出会った協力隊員の方は、みんな頼もしいんですね。
優しくて、たくましくて、人として余裕があるんです。
今まで番組にゲストで来て頂いた皆さんにも感じてましたが、
今回は、セネガルで出会った全ての日本人に、よりそれを感じましたね。

その日は、協力隊員のお家で夕食でした。
なんと隊員の皆さんに作って頂きましたよ!
セネガル料理に、西アフリカのビール。
ウマいです!もう今宵の宴は最高です。
やっぱり世界のどこにいても、皆んなで囲むメシはうまいんです!

さて、来週も大石さんに青年海外協力隊の今をうかがいます。
なんとなんと、大石さんのお家におじゃま致します!
女子の家、ドキドキするでしょ?!
お楽しみに〜。
2013年1月13日(日) 09:59

今年一発目の放送は山内伸江さんです。

あけましておめでとうございます、DJイタルです。
昨年は皆々様に大変大変お世話になりました。
今年も、もちろんお世話になります!

さぁ、新年最初の放送です。
今回のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成22年度2次隊として、
「セントビンセント」に派遣されていました
会津若松市出身、山内伸江(やまうちのぶえ) さんです!
職種は村落開発普及員です。















さて山内さんの協力隊での仕事は「村落開発普及員」
日本ではなかなか聞き慣れないお仕事ではあるのですが、
青年海外協力隊に興味がある方は聞いたことがあると思います。
もしかしたらこの番組でも紹介したコトがあるかな?
この「村落開発普及員」って、ホントにいろんな活動をされるそうで、
なんでも屋さんなんです。
決めごとがなく、一つの活動、出会いから、また新たな活動が生まれる。
大変だけど、とてもやりがいのある仕事・活動なんですね。

最初が大変なんだそうです。
何を求められていて、何が必要なのか。
派遣国、地域に合わせて、仕事を新たに作り出したりもする。
何もないゼロから始めなければならないコトもあるそうです。
決めごとがない分、自分で考えて、判断して、決めなければならない。
そして、環境作りや人脈作りなど、準備にも時間がかかるそうです。

山内さんの主な活動は、
派遣国のカウンターパート(現地のパートナー)さんと一緒に、
農村地区の女性の収入向上を目指して、ワークショップなどをしてたそうです。

例えば、地元の野菜を使ったお菓子作りやお料理教室など。
料理上手の方も多く、習って自分のお店を出す人もいたそうです。
そして、日本語の授業や、なんとパソコン教室まで。
その中で、日本の歌や遊びや文化を伝えたりと、

ちょー幅広くないですか?

山内さんは転職を考えていた時にパソコン教室に通われていたそうで、
パソコン教室もおてのものだったんですね。
そして、だって、なんと、
山内さんの青年海外協力隊の出会いはパソコン教室なんです。
貿易会社に勤めていた時、自分のチカラを試してみたいと転職を考えて、
パソコンスクールに通われていたそうです。
そこで出会った人が、青年海外協力隊でパソコン講師としてタンザニアに行く方だったそうです。
そこで青年海外協力隊に興味を持ったんですね。

偶然も偶然。
でも、
偶然が人生を変えたんです。

不思議ですよね。
学生の時は、青年海外協力隊に参加する発想はまったく無かったそうです。
転職を考えたタイミングと、協力隊員との出会い。
人生を考えるターニングポイントっていろいろあるけど、
たった一人との出会いが、大きく人生を変えるポイントになる。

それだけ、
人を引きつける魅力と、人を引き込む魔力が、
青年海外協力隊にはあるんです。


山内さんは去年の9月に帰ってきたばかり、
今、次のステップのための準備をしているんですね。
やっぱり、海外に関わる仕事がしたいそうです。

日本では知り得ない国の価値観を感じ、現実を目の当たりにした。
それを伝えていくことも自分の役割であると、感じているそうです。


さてさて、
5月から始まったこの番組、
毎週、青年海外協力隊経験者の方をゲストにお招きしていろいろな話を伺っていますが・・
突然ですが問題です!
今、世界中に青年海外協力隊として派遣されている人は何人いるでしょうか?

シンキングタイム♪、スタート!

(10秒間)

ハイ、終了!

答えは、2012年10月現在で、世界72カ国に約2000人です。
今まさに、活動している隊員がこんなにいるんです。

と言うことで、来週はなんとなんと、
まさに今、開発途上国で活躍されている現役の青年海外協力隊の方にお話を伺います。
なんと、僕、DJイタルがアフリカに行きます!
今、活動中の隊員に会いに行きます!!
初の海外取材です!
不安と期待で、ちょっぴり泣きそうです!

来週も、ぜひお楽しみに〜。
そして、今年もよろしくお願いします
2013年1月6日(日) 10:08

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