現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾! 〜マラウイ〜 看護師 山ア順子(ヤマザキ ジュンコ)さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」12/24放送

こんにちは、DJイタルです!
メリー!メリー!クリスマス!
なんか最近暖かい日が続いたからクリスマス感も年末感も無かったけど。

さぁ、4週目っす!
今週も海外取材特別編ですっ!
2012年セネガル、2013年フィリピン、2014年ヨルダンに続きまして、
現役の青年海外協力隊員に会いに行く特別編、第4弾!
7週連続企画、年末年始もまたいでのアフリカ「マラウイ」特別編です!

アフリカ「マラウイ」は南半球です。
そう言えば、日本で放送される今日はクリスマスイブ。
世間はだいぶ浮かれているんでしょうね。笑
マラウイにももちろんクリスマスがありますよね?
日本とは季節が逆になりますので、夏のクリスマスになります。
統計的には人口の7割以上がクリスチャンですから、日本よりも盛り上がっていそうですが、日本のようにパーティをすることはなく、教会に行ってユックリと過ごすそうです。
そんな教会で歌を歌う聖歌隊があるんですが、実は今週のゲスト山アさんは聖歌隊のメンバーなんですって。
昨年のクリスマスは教会で歌って過ごしていたそうです。
まさに海外ならではのクリスマスの過ごし方ですね。
なんとこの聖歌隊のライブDVDがあるんです。山アさんも出演されているそうですが、自分ではまだ一度も見てないそうです。恥ずかしいのかな?!笑
DVDのジャケ写にはちゃんと写っていましたよ!

そんな今週のゲストは、今まさにマラウイで活動しております、
青年海外協力隊 平成27年度1次隊 看護師 山ア順子(ヤマザキ ジュンコ)さんです。
四国は、徳島県のご出身です。

今週はマラウイの首都リロングウェから車で3時間、山アさんが活動する‘ンチェウ’という町にあります県立病院からお届けします!
この‘ンチェウ県’はマラウイの中部にあって、大きくもなく、小さくもなく、マラウイの標準的な田舎町だそうです。
山アさんは、そのンチェウ県の中で一番大きな病院に派遣されています。


山アさんの協力隊の道は、ホントに長かったんです。

中学生の時にオードリー・ヘップバーンに憧れて、国際協力に興味を持ちます。
ユニセフの親善大使であったヘップバーンはアフリカのソマリアという国で活動されていたそうです。
熱烈なヘップバーンのファンだった山アさんは、ヘップバーンがやったこと全てが山アさんの興味になったのです。
ヘップバーンのように、いつかアフリカに行って、人のために役立つことしたいと思い続けるのです。

そしてなんと早くも、高校生の時に青年海外協力隊の募集説明会に参加したそうです。
いやー早いっすね!国際協力まっしぐらじゃないですか?!
けっこう行動派です。

しかし、ここで気付いたそうです。
職歴がないと参加が難しいのではないか・・・
もちろん資格や経験が無くても参加できる職種もありますが、しっかりと資格を取って経験を積んでから参加しようと思ったそうです。
正直、どんな話だったのかは覚えていないけど、ただ感動したって。
説明会に参加して、協力隊に行きたいと言うキモチは強くなったそうです。
漠然とした夢だった国際協力が、より現実のモノになったのです。

山アさんにとって看護師は、国際協力を目指すための方法のひとつだったのです。
人の世話をするのが好きで家族にも勧められ看護師を目指しますが、根底にある目標は国際協力だったのです。
看護師になって、世界で活動したい。
看護師と国際協力は別々の夢ではなくて、繋がっているんです。

決して中途半端なキモチではなく、追い求めるからこそ時間もかかりました。
大阪、兵庫、徳島と看護師として11年の経験を積みました。
実はこの間、25歳の時に一度協力隊に応募しているそうです。
この時は残念ながら、健康面で不合格だった。
まぁ協力隊はカラダが資本ですから、最低条件が健康なんです。
特にアフリカ地域はマラリアなどの感染病もありますので、より健康が求められるのです。

その後、赤十字病院にもいたので、そちらで海外に行けないかと模索していたそうですが、こちらも時間がかかるコトを知り断念・・・

ならば英語を勉強しようと、ワーキングホリデーで2年間オーストラリアに行くことに。
そして、まさに自分のキャリア・経験を活かそうと、海外でアシスタントナースの資格を取得して現地の病院や老人ホームで働いていたそうです。

国際協力の道にも様々なアプローチがあるもんですね。
ヘップバーンに憧れたあの時からカウントすれば、およそ20年。
そしてついに、青年海外協力隊2度目のチャレンジの時がやって来ました。

およそ20年言い続けてますから、周りの反応はすこぶる良好です。
むしろ、やっとか!と言うのが周りの正直な感想ですよね。

希望は、第一、第二はマラウイ、第三はタンザニア。
行くなら絶対にアフリカが良かったのです。
完璧にアフリカ推しですよね。

そして、なぜか徳島出身の方はマラウイ派遣が多いらしい。
なぜに?本当に?
日本の地域によって派遣国の偏りがあるのかな?
徳島とマラウイは似ているとか?
掘り下げてみたら面白いデータが出るかもしれませんね。
徳島県の方、ぜひ調査してみてはいかがでしょうか?

家族や周りの大応援のもと、見事第一希望をつかみ取ったのです。
中学生の時に夢見た国際協力の世界へ、苦節20年?!笑
夢にまで見た国際協力の世界はどんなモノなのでしょうか。

マラウイでの活動についてはまた来週です。


さて、またまた停電の話をしますが、マラウイでは日常的に停電や断水があります。ここまではもう皆さん分かっていますね?
レストランでメシ食ってても、朝シャワーを浴びていても、容赦なく停電になります。明かりが点いているのは発電機があるホテルとレストランだけ。レストランを出て、真っ暗な町を見るととても星がキレイに見えたんです。
そう思うと停電も悪いことばかりじゃないな、と思ったんですが・・・
そんな生やさしいもんじゃないんです。
少しでも星空見上げておセンチな気分になってスミマセン。
先週のゲスト本田さんの街では2日間停電が続いたって言っていましたが、上には上がいるもんです。
なんと山アさんが活動するこの町では1週間停電、その後5日間断水。
電気と水の連続パンチです。
マジで精神的にやられるそうです。
そのかわり、ある‘特技’を手に入れます。
本田さんも言ってましたが、‘火おこし’はめっちゃ早くなったそうです。笑
マラウイの協力隊は‘火おこし’がとても上手くなります。笑

無いものは無い。
無いことを嘆くより、あるモノを使って出来るコトを考える。
マラウイの人は工夫ひとつでいろんなモノを作り出すことが上手なんです。
まさに協力隊に求められるチカラですよね。
もしかしたら僕たち日本人が最近忘れているコトかもしれませんね。
モノがありすぎて、かえって見えなくなっているモノがあるのかもしれません。


まだまだ僕たちがマラウイから学ぶコトも多そうです。

来週もマラウイ特集、まだまだ続きます。
ぜひお楽しみに〜!



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2016年12月24日(gy) 08:30

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