「ベリーズ」に派遣されていました、宮崎 俊太郎さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」10/22放送

こんにちは、DJイタルです!

そうだ、JICA二本松 行こう。

10/23はJICA二本松で「一日体験入隊」ですよ!


あっという間の秋。
急に寒くなったと思ったら、昼間は25℃を越えて暑かったり。
ついに灯油を買いに行こうかと思ったら、次の日は半そで陽気だし。
なんか気温の変化にカラダがついていかない・・・
協力隊から帰ってきたばかりの人たちは、当然思っているでしょうね。笑
帰国時期を考えると2次隊は大変かもしれんね。これから寒くなるでしょ?真冬に帰ってくる3次隊より一番気温の変化を感じるでしょうからね。


さぁ、今週は114人目のゲストさんですよ。
平成25年度2次隊 シニア海外ボランティアで「ベリーズ」に派遣されていました、宮崎 俊太郎(ミヤザキ シュンタロウ)さんです。
職種は「廃棄物処理」です。
佐賀県のご出身ですが、就職してからは福岡県で生活されていたそうです。
公務員定年後にJICAボランティアに応募、2013年10月から2015年10月までベリーズに派遣されていました。
帰国後、今は福島で生活されています。


それでは、宮崎さんの「シニア海外ボランティアの道」始まり始まり〜!

あらためまして、宮崎さん御年65才!
九州男児ですたい!
定年まで35年間福岡県庁に勤められていました。ザ・公務員さんです!
福岡県庁時代は環境部で廃棄物処理や環境アセスメント、環境調査などに携わっていたそうです。
プランニングやデータ管理、リサイクルの推進など幅広い業務を経験します。
青年海外協力隊は現場での実働部隊として期待されますが、シニア海外ボランティアに必要とされるのは知識や技術のほか、管理能力だったりとソフト面が期待されていたりしますから、実は公務員的要素も活かせるチカラのひとつですよね。

宮崎さん、初めての海外は55才!
それまではパスポートも持っていなかったそうです。
若い時には海外に行こうとか英語を専門的に勉強しようなんて時代じゃなかった、と言います。
JICAとか協力隊とか知ってはいたけど、自分がJICAボランティアに参加するとは夢にも思っていなかったそうです。

初めての海外は中国へ。
実際に自分の目で見た海外に好奇心が湧いたそうです。
その後、出張でベトナムやインドへも行く機会があったそうです。
また出張するだけでなく、途上国から環境関係の職員を招いたりするうちに、途上国の環境問題に興味も持ったそうです。
途上国を知れば知るほど、自分も役に立てるのではないかと思ったのです。

定年まであと2、3年。
自分の経験が途上国で活かせる、自分のチカラが試せるのではないか。
JICAボランティアへの思いが募ります。

公務員だと現職参加制度もあるんですが、シニアでは正直難しいそうです。
シニアボランティアに参加できる年齢というのは、会社や組織の中で立場的に責任も重くなり、2年間休職するのは現実的にはなかなか難しいそうです。
これは個人というよりは会社の環境だったり、もっと言えば、受け入れる社会や多くの意識が変わらないと難しいのかもしれませんね。
でもね、協力隊が始まった50年前から考えたら、国際協力の形も大きく変わって来ています。ちょっと時間がかかるけど、いつか国際協力当たり前の時代がやってくると思うのです。

宮崎さん、定年までの時間がJICAボランティアに参加するための準備時間になりました。
何度も募集説明会に足を運びます。
参加を決意してから英語の勉強も始めたそうです。
目標があるからこそ勉強も身になるそうです。
シニア海外ボランティアに必要な語学スコアも取りました。
そうして決意してから約3年、無事に定年を迎え、いよいよチャレンジの時がやってきました。

ところが、
一度目のチャレンジは、なんと不合格だったのです。
えー、あれだけ準備していたのに?!
シニアに必要な要件は、専門性・語学・健康。
要請内容も見ても専門性に問題ない。語学も条件以上のスコアがある。
そうです・・・健康診断でひっかかったのです。
血圧がちょっと高かった。
ちょっとお腹周りが大きかった。
たばこも吸っていた。
カラダが資本のJICAボランティア、シニアになればより基本的な健康が問われます。少しでも不安要素があればJICAは派遣しないのです。
日本よりも厳しい生活環境、病院や薬局も少ない開発途上国で健康に生活するためには、基本的な健康と自己管理なのです。
厳しいようですが、開発途上国に派遣されると言うことは、そう言うことなんですね。

さ、ここから厳しい健康管理が始まります。
体重を落とし、タバコをやめ、ガラリと生活を変えたそうです。
英語の勉強と一緒で、目標があるからこそ身になるのですね。
見事、健康診断をパスし2度目の受験で合格することが出来たのです。

さ、もちろんシニア海外ボランティアも訓練はあります。よね?
実はシニアでは、ある一定の語学スコアも持っている人は訓練が免除になるそうです。え?マジ?これってラッキー?
あの訓練所での厳しい集団生活をしなくていいわけですからね。笑

ところが、これが後々、海外に行ってから‘問題’になるのです。
訓練所では同期と呼ばれる、年齢も性別も経歴も職種も派遣国も違うただ同じ目標に向かって夢を語る‘仲間’が出来ます。
もちろん同じ国に派遣された同期はいますが、宮崎さんには派遣国以外にその‘仲間’がいないのです。
JICAボランティアは任国外旅行と言って、派遣国の近隣国に旅行することも出来るのです。その場合、多くが訓練所で出会った同期を訪ねて行きます。
宮崎さんには、訪ねて行く同期がいないのです・・・
これは訓練免除の盲点というか弊害というか。

JICAボランティアの訓練所は学びの場であると同時に、出会いの場でもあるんですよね。
ミラクルやマジックもイリュージョンだってあるけど、一生の仲間に出会えるのも訓練所なんですよね。

そうだ、訓練所へ行こう!
10/23はJICA二本松訓練所で「一日体験入隊」開催です!

宮崎さんのベリーズでの活動は、また来週です。



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松では2016年度3次隊154名が訓練を受けています。
訓練も今日で17日目、訓練生同士も打ち解け合い、切磋琢磨しながら訓練に打ち込んでいる様子が伺えます。

さて、本日午後からはJICA二本松訓練所では救急法の講義を実施致します。
この講義では派遣国でケガをした際、自分自身での最低限のケアができるよう知識を深める講座となっております。座学をはじめ、切り傷や骨折の対処方法など約4時間にわたって集中的に行われます。
ケガの対処方法など知っているようで知らないことが多く、訓練生にとっても充実した講義となることでしょう。

なお、JICA二本松訓練所では訓練生以外の一般の方でも参加できる公開講座があります。JICA二本松のホームページ内イベント情報からご確認下さい!。

そして、絶賛募集中です!!
そうです!秋募集です!!
2016年度‘秋募集’について募集情報が公開されています!
応募を検討されている方、何か気になる方は、「JICAボランティア」と検索してみて下さい!

訓練の様子等、JICA二本松のホームページやfacebookで随時更新しています。
訓練生の成長の様子をぜひチェックして下さい!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
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2016年10月22日(gy) 08:30

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