「インドネシア」に派遣されていました、 年野 朋美さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」10/1放送

こんにちは、DJイタルです!

なんか秋の気配がしますよね。
ってか、急にしてきましたよね?
残暑が厳しいザンショ!なんて言っていたのに・・・
ここ数日で、もうそろそろ長袖を出そうかなって弱気になってみたり・・・
いや、んー、結局、七分袖にしました。笑

さぁ、先週に引き続き113人目のゲストさんです。
青年海外協力隊 平成26年度1次隊で「インドネシア」に派遣されていました、
年野 朋美(トシノ トモミ)さんです。
職種は「保健師」です。
福島県会津若松市のご出身です。
そう前回の松山さんも同じ会津若松でしたよね?訓練所に入って初めてお互いを知ったらしいんですが・・・でも同郷って何か嬉しいっすよね。

さ、今週もインドネシアの可愛らしい民族衣装で登場です!

先週も言いましたけど、この番組を聞いていたリスナーが協力隊に参加して、2年の活動を終えてもう帰国って、何やら感慨深いですねぇ。
少しでも協力隊に参加する後押しになっていれば嬉しいんですが。
いやいや、まだまだ、協力隊を応援していきますよ!!
この番組から100人の協力隊を送り出すことが、私の目標です!!
独断と偏見で勝手にカウントしていきますが、年野さんもその一人ですよ。笑

年野さんが派遣された国が「インドネシア」です。
東南アジアの国で、世界で一番、島の数が多い国です。なんと1万3千なにがしの島があるそうです。
人口は2億5千万人を超え、世界最大のイスラム人口の国です。
バリ島、ボロブドゥール寺院、棚田、ウブド、ケチャ、などなど観光資源も多く、日本からも多くの観光客が訪れる国のひとつですよね。
高温多湿の熱帯気候、半そで短パンビーサンで生活できる気候です。
経済発展も著しく、首都ジャカルタは福島以上に大都会なんです。笑

年野さんが派遣されたのは、首都があるジャワ島からちょっと東側にある島。まぁちょっとどころでは無いんですが・・・スラウェシ島 南スラウェシ州 ワジョ県にある保健局に派遣されます。日本で言う保健所のようなところ。
実は欧米のほうではダイビングスポットして有名な島だそうです。

年野さんのシゴトは「保健師」さん。
でも日本の保健師のイメージとはちょっと違って、協力隊の保健師は訪問看護、乳幼児健診、妊産婦健診、健康診断の他、健康教室などの予防的な活動を地域でする人が多いようです。

年野さんの要請内容は、地域看護活動の発展!
まぁザックリとした内容なんですが、協力隊ではよくあることです。笑
行ってみないと分からないし、話してみないと分からんのです。

さて、行ってみて担当者と話してみると、出てきました方向性が。
対象の村々での健康面での地区調査をして、その保健データを元に村会議で課題を話し合い、地域の健康に繋げていこう。そのプロセスを管理してほしい。と言う絵に描いたような具体的な要望が出てきました。

ワジョ県内には、保健局が監督する保健ポストと呼ばれる保健センターと診療所と助産所が一緒になったような地域の拠点が23カ所あるそうです。
その中の4カ所をモデル保健ポストにしようと、その保健ポストで集中的に活動が始まります。

もちろん待ってるだけでは活動が進みません。
健康面の理由、経済的な理由から保健ポストに通えない方へのケアもあれば、地区調査というのが要請の中心だったので、村の家々を訪問して聞き取りの調査をしていたそうです。まぁ家庭訪問ですね。

そう言った地道な調査からその地区の保健データベースを作ることで、地域ごとの課題や傾向が出てくるのです。

さて、次なるステップは知ってもらうことです。
当事者意識がないと継続しないし、住民自身で考えていかないと改善しないのです。村の有識者から住民まで集まる村会議を開いて、それぞれの立場で何が出来るかを考えてもらう機会を設けていたそうです。
そうして村会議で出てきたものを実践していくそうです。

そりゃ意外と時間かかりますよね??
すでにローラー作戦のような家庭訪問でだいぶ時間がかかりますから。
今までも保健に関する調査データがあったらしいんですが、膨大な上になかなか現場レベルで活用できるモノではなかったそうです。
年野さんが要請されたのも、少し時間をかけてでも、より現場で必要とされるデータの収集と分析が期待されたんですよね。
ある地域では乳幼児健診の受診率が上がったり、目に見える形での成果も出ていたのです。

とは言っても、国の地域看護プログラムの優先順位が低かったり、予算がなかったり、はたまた会議の時間に遅れたり、ドタキャンだったりと、すんなり上手くは進まないんですね。
南国のアイランドタイムも、より時間がかかる要因のひとつなのかも。笑
それも含めて、どうやっていけばいいのかを考えるのも協力隊の大事なところ。
押しつけではなく、その国の文化風習を理解した提案が大事なんですよね。


もうひとつ協力隊ならではと言うか、あるあるなんですが。
まぁ日本人、いや外国人が珍しい地域に派遣されることが多い協力隊。
引かれる場合も時にはありますが、めっちゃ珍しがられるコトも多いのです。
とりあえず珍しがられて、すぐに写真を撮られるのです。
今は世界中、誰でも携帯は持ってるので、あっという間に写真を撮られます。
でもコレが大事で、自分の存在を知ってもらうことで活動も広がっていくし、防犯にも繋がっているのです。まぁ、たまぁに泥棒にもあいますが・・・

派遣された国での人間関係作りに悩む隊員も多いんですが、やっぱり自分を知ってもらうしかないんですよね。
それは仕事以外の繋がりだったり、アフター5や休日での繋がりが大事だったりもするんですよね。
年野さん曰く、誘われたら断らない。なんでも参加してみる。だって。
あとは、体育祭で活躍すること!
まぁそんなに体育祭のある職場ばかりじゃないと思いますけどね。笑


さ、来年の4月から年野さんは大学院生だそうです。学生さんですよ!
協力隊でまた新たな夢も広がり、そのための勉強をしたいと、帰国後3日後に試験を受けたそうです。協力隊の活動もしながら、次のステップへの準備も進めていたんですよね。まだまだやりたいこともいっぱいです。

がんばれ、花の女子大生!!(来年4月から)



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

来週10月6日、によいよ二本松市に2016年度3次隊のJICAボランティア訓練生がやってきます。約150名の訓練生が全国各地から集まります。

二本松駅では、「にほんまつ地球市民の会」の皆さんがいつも訓練生を温かく迎えてくださいます。そして、訓練生が息抜きもできるように二本松市で開催されるイベントにもお誘いいただいています。二本松市民の方々、福島県民の方々との交流の機会を頂いています。

さて、訓練所に入所する訓練生は共同生活を通してコミュニケーション能力や課題解決のために協力しあう姿勢を学びます。無理なく訓練ができるようスタッフ一同サポートしていきます。
また安達太良山の中腹にある訓練所は、11月下旬ごろから雪が降り始めます。訓練生には体調管理を徹底し、訓練に励んでもらいたいと思います。

そして毎週言いますが、もうこんな時期なんですよ!
2016年度秋募集について募集情報が公開されています!
応募を検討されている方、何か気になる方は、「JICAボランティア」と検索してみて下さい!

訓練の様子等、JICA二本松のホームページやfacebookで随時更新しています。
訓練生の成長の様子をぜひチェックして下さい!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
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2016年10月1日(gy) 08:30

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